ゆるふわおぎゃり系おじさんの冒険

3人の大人のアウトドア生活を記録していきます。登山、キャンプ、ロードバイク、バンド、その他などなど。

年末年始の冒険

あけましておめでとうございます。

2017年は色々ありましたが、通してみればとても充実した1年でした。

なので有終の美はしっかりと飾り、なおかつ新年の第一歩目からきっちりとこなすことが、2018年をより良いものにするために必要なのではないでしょうか。

私の年末年始を振り返ってみたいと思います。

筋トレに終わり筋トレに始まる

年末年始だからといって、特別なことをする必要はない。きちんと日々なすべきことをどんな時でもこなす。これこそが良い締めであり、良い始まりだと私は思うのです。

ちょうど昨年は大晦日が日曜日だったので、ベンチプレスの日に該当します。また、30日の土曜は本来であればスクワットの日なのですが、諸用で地元から離れていたゆえ、月曜日、つまり元日に行うこととなります。ちょうどいいですね。

関節の調子も悪くなく、きちんとしたトレーニングが組めました。

2018年の目標もきちんと立て、確実に実行していきます。

1月2日に関しても、長距離移動がありましたが、普通に筋トレの日なので鍛えていました。

禊の初ライド

さて、1月3日ですが、この日はかいり君、モヒ君とロードバイク初乗りを敢行しました。極貧脚の私ですが、年始は自転車で遠出したあと川で水を浴び、体を清めることが恒例になりつつあります。

今回は国道52号線を北上し、県をまたいで富士川にて禊をした後、南部の湯という温泉施設で温まろうという企画でした。

いつもは時間にルーズな我々ですが、今回は遅れると最悪命に関わってやばいということで、ほぼ定刻通りに集合できました。スタートです。

天気は良好、かなり寒いですが、上りが多いので体はすぐに温まります。ただ、今回のコースのいやらしいところは、行きの道でもかなり下りが多いというところです。体も一気に冷えますし、何より帰りにこの坂をまた昇るのかという絶望感を叩きつけられます。爽快感も半減です。

それでも途中で富士山の雄姿を拝めたり、川沿いを走ったりするのはとても気持ちが良かったです。

温泉を目指して

途中から52号線を外れ、対岸の道に入ったのですが、多分こっちの方がアップダウンがキツいです。

川沿いの道を走りながら入水スポットをいくつか見繕いながら走りますが、この時我々はひとつの懸念事項を抱えていたので先にゴールの温泉を目指すことになりました。

実は前日に南部の湯に車で行っていた私の父から「明日から機械の故障でしばらく休みだよ」という身も心も凍りつくような情報を頂いており、その真偽をまずは確かめなければならなかったのです。

これほど嘘であってほしい話はありません。モヒ君の「明日君がチャリで行くことを知っていて、絶望させるために嘘をついたんじゃないのか」という説を信じます。一縷の望みにかけ、また真実を知るのも怖く、HPを見たりも電話確認もしていません。必死でペダルを回し、オアシスを目指しました。

 

「やった! 南部の湯は本当にやってなかったんだ! 父さんは嘘つきじゃなかった!」(CV:田中真弓

これで希望は断たれました。

もう入水後に入れる温泉はありません。正確には近くに温泉地帯はいくつかあるそうなのですが、もうめんどくさくて、取り敢えず頑張って帰ってから近場の温泉でリラックスしようということで落ち着きました。

いざ禊へ

自転車を留めて川原に降り、ふんどし姿になります。

震える身を携えて、悠然と流れる大河に身を投げ入れます。寒いどころか痛いです。体の感覚がどんどんなくなっていきます。

ぶるぶる震えながら水から上がると、容赦なく吹き付ける強風でさらに体温が持って行かれます。

しかし体をタオルで拭くと、むしろ温かくなります。サウナに入って水風呂を浴び、体を拭いて表に出た時と同じ感覚ですね。

動画からの切り抜きで画像が荒いですが、冷たい水の中を震えながら登っているときの写真です。

BGMはもちろんファイトでお願いします。

戦いました。

これで今年も良い年になりますね。

そのまま川原でお昼を食べて、ヒイヒイ言いながら坂を上って帰りました。

その後、一旦別れたあと再合流し、岩盤浴と温泉で疲れを癒したのでした。

今年もゆるふわおじさんをよろしくお願いいたします。

ゆるふわなクリスマス

お久しぶりです。少し間が空いてしまいました。

わたくし榊は前回の記事以来、特に何も書く事がないくらい普通の日常をすくすくと過ごしておりました。

仕事して筋トレして、美少女が出てくるゲームをやって、仕事して筋トレして以下ループで概ね済んでしまうのが陰キャの辛いところね。

だけどそんな僕だって、クリスマスくらいはハッピーに非日常を過ごしたい。キラキラ輝く幸せをゲットしたい。そんな思いで、僕なりに陽キャを気取ってみたのです。

今回は、そんな僕らのクリスマスレポートとなります。

その前に導入

こちらは何だと思いますか?

そう、ご存知可変ダンベルです。アジャスタブルダンベルなんてかっこよく呼ばれたりもしますね。

我がジムの新入りです。ふたつお迎えしました。

両端のダイヤルをカチカチとひねると、重さを変えられるというスグレモノ。

これひとつで5kg~40kgまでの重量を扱えます。

便利すぎてもうスクリューシャフトには戻れません。何よりかっこいいんだこれが。

キングスマンの武器とかで出てきそう。あるいは英霊が使う宝具みたいにも見える。

なんにしろこいつを先日導入してからまたトレーニングが楽しくて仕方がないわけです。

赤ちゃんは新しおもちゃにすぐ夢中になります。

クリスマスだろうとなんだろうと、こいつで遊ばなくては始まりません。

クリスマスイブイブ

つまり23日のことから書いていきましょう。

この日は本来はスクワットの日なのですが、今回はロードバイクで遠出をすることになっていました。

足を酷使することに変わりはない上に、普段とは違う刺激がガッツリ入るので、これはこれで全く問題ありません。

むしろ僕にスタミナがない分、通常よりもキツいことも有り得ます。

チャリと筋トレの相棒であるモヒ君と、今回は川根温泉を目指して朝7時に集合することにしました。

まさかの偏頭痛

僕は普段から偏頭痛持ちで、気圧の変化にめっぽう弱いのですが、なんとこの日にも発動してしまいました。天気は快晴にもかかわらず、時々こうやって暴発するのが辛いところです。

なんと僕が起動できるくらいに回復した頃には、10時を余裕で回っていました。いきなり出鼻をくじかれた形になります。

時間通りに集まれないおじさん、ここに極まれり。

なんとかモヒ君と合流し、のんびりポタリングで海沿いの道を行きます。

余裕で迷子

僕とモヒ君は結構色々なところに自転車で遠出をします。時には車に自転車を積んで、絶景を目指すこともあります。

そのどれもに言えるこが、下調べを全然しないで行き当たりばったりということです。何となく行けるだろって感じでいつも見切り発車をします。それはそれで冒険感がすごくて楽しいのですが、峠のような基本的には一本道のルートと違い、今回のゴールは街中も走らないとたどり着きません。事前に何となくの方角は調べていたのですが、当然のように迷子になりました。

それでもなんとか目的地には近づいて行ったのですが、帰りのことも考えるとタイムオーバー。奇しくも冬至、あたりはすぐに真っ暗になってしまうので、そんな中慣れない道を帰るのは危険です。片道50kmちょいのルートでしたが、35km地点くらいで引き返すことになってしまいました。

悔しい……だが、これでいい!

どうにも悔しさが募る我々。もちろんいつかリベンジは果たすつもりです。しかしクリスマスイブイブに、このままでは終われない。

ならばどうする。

もう一回、今度は車で行く。

僕たちの計画はこうです。一度帰宅し、シャワーを浴びたら今度は車で川根温泉を目指し、川原でラーメン食べたら温泉入って帰る。

そうと決まればやるしかありません。先日買ったクッカーを持ち、途中スーパーで必要なものを買い揃え、モヒ君の車で現場へ直行します。この時すでに7時を回っておりました。

そしてまた迷う。

もうホント馬鹿。モヒ君の車にはナビがついていません。そして僕らは途中で調べるということをしません。

「このへんでバイパス降りるんじゃない?」→間違ってる

「この道なんか前通ったことある気がするから合ってるよ」→通ったことないし合ってもいない

「たぬきいる! たぬき!」→具

こんな感じで一向に着かないなあと疑問に感じたのは9時くらいでした。そこでようやく現在地を確認したところ、余裕で目的地を通り過ぎ、遥か彼方まで山道を進んだところにいたのでした。

うまい、うますぎる

ようやく目的地へたどり着いた僕らは、外気温約2℃の中川原へ向かいます。

バーナーで湯を沸かし、インスタント麺をぶっこみます。

写真で見るとむしろ不味そうなのですが、満点の星空の下で寒さに震えながら食べると、言葉にできないくらい美味いんだから不思議です。

その後はゆっくり温泉に浸かり、疲れきった身体を癒して翌日に備えたのでした。

クリスマスイブ

さて、ようやく本番当日です。前日に思い切り疲弊した身体を引きずって、まずはジムへ向かいます。

あいも変わらずモヒ君と合同トレの開始です。

が、お互いヘロヘロで全然バーベルとダンベルが挙がりません。それでも出来るだけ追い込んで、クリスマスパーティに備えます。

我々が行うクリスマスパーティとはもちろん

開墾

かいりくんと合流し、荒れ果てた農地を復活させる作業を行いました。来年辺りから、インスタバエたちがたかりに来ること請け合いです。

陽キャを埋める墓をほっている訳ではありません。雑草をより分けているときの写真です。前日から体を動かしっぱなしの僕らにはキツイ作業でしたが、心地よい疲労感と爽やかな充実感がありました。クリスマスには土いじり。流行ると思います。言うまでもありませんが、この場所に来るまでにも迷っています。

トンカツが食べたい

身体を動かし、すっかりお腹がすいた我々は、かいりくんおすすめのトンカツ屋を目指すことに。

ネットを見ると無休と書いてあるので揚々と向かったのですが、普通に定休日でした。

悔しさのあまり食べたたい焼き。とっても甘かったです。

仕方がないので私おすすめの中華料理屋へ行くことにしました。

エビチリが食べたい

さて、お店についた我々を出迎えてくれたのは、ポニテが可愛い女の子の店員さん。

開口一番「満席です」とこれまた可愛い声で言われてしまいました。

でももうほかの店に行く気力もないので、空いたら教えてもらうように電話番号を教えて一旦お店を出ました。

女の子に電話番号を聞かれるなんて初めてのことかもしれません。これをいい事に毎日のように掛かってきたらどうしよう。仕事中だと出れないからまずいなあと思っていたのですが、これを書いている12月26日の段階でまだそういう連絡はありません。

期待に胸とかを膨らまし、ブランコを漕ぐ聖夜の僕。

どの料理も絶品でした。

そんな風に、ゆるふわおじさんはクリスマスを満喫したのだとさ。

人間証明書を手に入れました。

こんばんは。榊です。

先日は登山とキャンプに行ってきましたが、非常に楽しかった一方で、個人的には登頂出来なかったことが悔やまれます。

また、人間としての尊厳を著しく損なう事件(深い森の中での腹痛によるエトセトラ)もあり、臭い思い出もできてしまいました。

早いうちにリベンジに行きたいです。

しかし、思えば私は人間になったばかりだったので、あるいはそれも仕方がなかったのかもしれません。

ベンチプレスは100kgからが人間

筋トレを趣味としていながら、恥ずかしいことに私先日までベンチプレスが100kg挙がりませんでした。

この界隈ではベンチ100kg挙がってようやく人間扱いされるとまことしやかに囁かれています。(榊調べ)

無論、ベンチが筋トレの全てではないし、むしろBIG3の中では最もスポーツと関係の薄い種目かもしれませんが、ベンチプレスで扱う重量がトレーニングを日常的に行う人種にとってひとつの物差しになっている事実は認めざるを得ません。

僕はベンチがそれ程得意ではなく、どちらかというとスクワットの方が好きなのですが、この基準をひとまず超えないと、なにをやるにも説得力がなくなってしまうのです。

しかしついこの間、なんとか挙げることができたのです。

ちょうどバーベルを初めて触って1年と少したった時でした。

ここ4ヶ月くらい、1週間に行うベンチの日を増やし、重量アップに努めました。

具体的にはベンチ以外がメインの日にも、種目の最初に軽く行ったりしていました。

やっぱり僕は人間になれていた

ですが、山登りに行ったときには、本当に100kg達成したばかりで自分が本当に人間になっているのかまだ自信がなかったのかもしれません。ゆえに、野に返すという文明を放棄した行為をせざるを得なかったのでしょう。

これはマズイと、僕はキャンプのあと帰るその足でジムへ向かいました。

バーベルをセットして、ひと呼吸。

はたしてちゃんと挙がりました。僕はちゃんと人間でした。

これからも人間として強くなっていきたいものです。

 

 

ゆるふわ初登山 - 山伏岳

11/11、ついに初めての登山をしました。
今回は我らが故郷、静岡(山梨?)の山伏岳。
霊峰富士もありでしたが、富士山は陽キャっぽい感じがするのでやめました。
あとそろそろ雪が怖いのですからね。初登山で雪山はダメだと思います。

山伏岳情報

山伏岳は静岡の梅が島付近にある山で、比較的初心者向けの山のようです。
おそらくこちらの情報が参考になるのではないでしょうか。
入り口がわかりづらいので、サイトなどを見て迷わないように注意です。
大谷崩という矢印が出ているほうに入っていくと辿り着けます。

砂利道を駐車場があるのですが、そこまでは砂利道を走ることになるでお値段高い車だと嫌かもしれません。
また駐車場に入るために坂を登る必要があるんですが、車ではそこ登れなかったです。
手前にひらけた河原があるので、そこに停めておいた方がいいですよ。

またこの時期ではまだ雪などもないので、まだ間に合う気がします。
ただ雨が降っている状態ではここ登りたくないなぁと思います。

集合〜登山口

raruは前日に福島であったため夜行バスで東京からの新幹線で静岡。
到着時間が最速にも関わらずの8時と、出だしから不安が。
さらに駅前に出てみると、道路が水に濡れている状態でした。

タクシーのおじちゃんに聞いたところ、朝の7:30まで雨が降っていたようでした。
こいつは楽しくなってきやがった……

また、榊は寝坊しまして、朝の8:00に集合場所に到着です。
結果オーライではあるんですが、ほんとにどうしようもないですね我々。

その後はキャンプ道具を積み込んだり前日買えなかった資材を購入して登山口へ向かいました。
結果、到着した頃には11:30です。

登山をするには遅すぎる開始時間。
事前の曖昧な調査から、ゆっくりペースの人が上り下りで4時間30分くらいらしい、という情報を信じて突き進みます。

駐車場のあたりには、登山用の杖に使える木がおいてある場所がありましたので、それぞれ1本ずつ借りて行きました。
当時の僕らは「正直いらないかなって思うけど、せっかくだし持っていくか!」ってノリだったのですが、杖なかったら死んでたんじゃないかなって思います。

ちなみに登山口にいく前に、このような川を渡る必要があるので一定以上の雨量があると、そもそも登れないのではと思います。

かくして登山口へたどり着いた我々。
この程度の景色ですでに「これはやばいんじゃないか」と怖がり出しますが、本当に辛いのはここからです。

ゆるふわ登山開始

登山を開始して10秒ほどで、各々が体に異変を感じ始めました。
なんか妙に疲れる。息が上がる。
もしかして空気が薄いんじゃないか。薄いに違いない。

どうやら登山口で標高が1000mほどあるので、空気は地上より10%ほど薄いみたいです。
それが大きいのか小さいのかよくわかりませんが、確かに少し疲れやすいということはあるかもしれません。

山伏岳では結構川沿いを歩くことが多かったです。
時期がちょうど良かったのか、木々も紅葉してきており周りはとてもいい景色でしたよ。

登り始めて10分そこそこの時点で、以下のような景色になってきます。
やや誇張されたような撮影の仕方になっていますが、だいたいこんな感じです。
登山をする方からすると【当たり前】の景色なのでしょうけれども、ちょっとハイグレードなハイキングをイメージしていた僕らは自分たちの認識の甘さを感じ始めてました。

少し覗いている空を見ていただくとわかるのですが、朝に雨が降っていた割には澄み渡るような快晴で、ロケーション的には最高でした!

のんびりもくもく歩くおじさん

不慣れな山登りで疲弊しながらも、もくもくと歩みを進めるおじさんたち。

ここで我々の体力についてお伝えいたします。

名前 学生時 部活動 体力 筋力
raru 陸上部 長距離 結構ある ゴミカス
かいり 野球部 持久系は苦手 筋トレを嗜むレベル
サッカー部 ゴミカス ゴリラ

途中までは私(raru)が先頭を歩いていたのですが、急いでいるつもりがなくてもどんどん距離が離れてしまうため位置を変更。
ベンチ100kgのゴリラ榊くんを先頭にすることにしました。

これで熊さんが現れても問題ないよね。
我々、愚かにも熊除けの鈴を持っていなかったので、結構怖かったです。
幸いにも笛は持っていたので、もしどうにかなったら笛を吹けばセーフですよね。

実際には遭遇してしまったらアウトだと思うので、笛は役に立たないんじゃないかと思います。
また熊に荷物を取られてしまったら取り返してはいけません。
自分のものと思ったものを取られると取り返しに来る習性があるはずです。
あの登山部の悲劇はそれ故に起きたのではないか、みたいな話もあるようですので。

それでも山の緑や川のせせらぎなどは心地よいものがありました。
いつ頃とったものかわかりませんが、途中でいくつか写真を撮っていました。

景色からみるに、前半の写真だと思います。
山伏は前半が沢を中心とした道で、後半がひたすら登り道という感じでした。

途中で2-3回、このような橋を渡ります。
いわゆる休憩所があまりないため、ちょっと座れそうなこういう場所で少しずつ休んで進んでいました。

噂の岩、現る

途中で初心者的には断崖絶壁なコースが現れ、各々が「ここ初登山で来るところじゃないんじゃないか」と確信を持ち始めていました。

撮影の角度が悪くて、余計にどうなってるのかわからない状態ですが、ここは結構恐怖感ありました。
ロープがあるんで、しっかり握れば大丈夫なんですけどね。
落ちたらシャレにならんなぁ、という心持ちでした。

たしか、この後か、このちょっと前くらいですがいろんなブログで見たことがある大岩がありました。

でっかいですね〜。
大きさもさることながら「あ! これあそこでみたやつだ!」っていう感動が大きかったです。

沢を超えて、絶望を超えて

沢のようなコースも一通り超えて、本格的に山に入り始めると結構な勾配で歩くのが辛くなってきます。
大体は砂利道のような感じだった気がします。
滑るというほどではないですが、あまり端を歩くと危ないと思います。

登山に慣れていないと、どこが人が歩く道なのかわかりづらい箇所があって、何度か道を間違えました。
こうやって人は遭難するんだなぁと感慨深い。

この頃からは正しいルートの木に紐やテープが巻かれておりました。
このマーカーがなかったら100%迷子になりますね。そりゃもう間違いなく。
途中でどちらが正しいのかいまいちわからないけれど、テープがないというところもあったので、ちゃんと周りを観察しないと危険じゃないかと思います。

前回挑戦しようとした時には霧が出ていましたが、ここ霧が出てる時にはきちゃダメだと思う。

この頃には登り始めて90分ほど経過しており、景色的にはかなり山のテッペンに来ていると感じさせる状態でした。
上の方はあるにはあるけど、少し越えると平野になっているんじゃないか、そんな気持ち。

今まで誰にも出会わなかったので心配になっていましたが、その頃に1組みの登山者に出会いました。

榊: 「ここって後どれくらいですか?」
おじいさん: 「その先まで行って半分だよ」
3人: 「半分……??」

完全に想定外です。
直前まで「いやぁだいぶ頂上にきてる感あるな!」とか言ってたわけですから。
全然頂上にきてないです。

また17時までにキャンプ場にチェックインしなくてはならないのに、その時すでに13時40分。
ここまで来るのに1時間50分かかっているので、冷静に考えて間に合わない。

絶望に打ちひしがれるままに選択を迫られる3人
前回に引き続き今回も登頂しきれないというのは避けたい
しかしどうあがいても間に合わない

結果的に、私(raru)が単身頂上を目指すこととなりました。

目指せ頂上

ここから先は2組みに別れてしまったので私の経験になります。

2人と別れた私は、まだ体力が有り余っていたため山道を駆け上りました。
本当に走って登っていました。

しかしさすがに標高が高く足場も悪い傾斜面
驚くほど即刻体力が底をつきました
歩くとダサいので、みんなと別れた直線は走ってましたら曲がった瞬間に歩きました

もうね、こんなの死んじゃいますよ。

そこからは狭い砂利道をただ歩く。
山伏岳が初なのでそれが普通なのかわからないのですが、とにかくずっとそれなりの角度で登り続けます。
休める場所がないので、休むときは斜面に座り込む形です。

その時撮ったのがこれ。

写真で見ると、一瞬登りなのか下りなのかわかりませんよね。
これは、休憩していた斜面から下を撮影したものです。

間近で見るとなかなかの迫力でしたよ。

後半は休憩もほとんどしないでハイペースで歩き続けていたので、足が棒みたいになって笑っていました。
実はガーミンの心拍数が測れる腕時計を装備していたのですが、ここを歩いている間は常に心拍数が180以上をキープするというマゾプレイ状態でした。

単身歩き始めて30分が経過した頃、ほぼほぼ圏外なこの山で「かいり」くんから電話をもらいました。
お互いに電波がつながるところにいたのはラッキーでしたね。

要件は、チェックアウトがあるのでかいり君は途中で下山
榊は私を迎えにコツコツ歩き続ける
という内容。

正直途中で何度か「辛すぎるから、下山していいかな」って思ってたのですが、2人に登頂すると言った手前諦められずに進みました。
ちょうど駅伝のタスキをもらっている時のような気持ちですね。

とにかくこつこつ歩き続けていくと、途中で登山サークルらしきおじさん集団と出会いました。
そこで残りが20分というお話が聞けたので、最後の力を振り絞って淡々と歩き続けました。

いい加減山頂じゃない? ってあたりで、なんだか景色がひらけて比較的平坦な道が多くなってきたんですよね。
もうこれすぐでしょ、と思ったところ5分ほど歩いているとついに頂上に到着したのでした

山の頂き

山頂に到着して、景色を楽しむ余裕もなく証拠写真の撮影を開始する私。
しかし登山中私の携帯はどうにもおかしな動きをしていて、写真を撮ったら電源が切れるというアクシンデント。

なぜか再起動もできず操作も受け付けてくれない。
仕方がないので、帰りのための栄養と水分を補給します。

山頂は今までのしんどさが嘘のように落ち着いた場所でした。
なんか植物とかを育てているのか、柵などで鹿に植物を荒らされないように保護されていました。

休憩が終わったところで再度携帯を再起動すると、なんとか起動。
最後の力を振り絞って撮影して来ました。

驚くほどの快晴で、富士山もばっちりでしたよ。
見慣れているとはいえ、しばらく地元を離れて登山の後に見ると、綺麗だなって思いました。

携帯が不調だったせいなのか、妖精さんが写り込んでしまったのか
最後の写真の左下付近に謎のエメラルドグリーンの丸が映り込みました。

神に愛されているのかなって。

この撮影後、即刻下山しました。
ちなみにみんなと別れてからここまで70分でした

とにかく下山

この時点で3:00ごろだったのかな?
キャンプ場までを考えると、4:30に到着でギリギリ。
合計3時間かけて登った道を90分で降りなきゃダメという絶望的スケジュールでした。

そこからは迷子になったり、滑落しないように注意しながらも急いで下山しました。
正直すごく危ないので、急いで下山しないほうがいいです。

また登りで足が限界でしたが、下りと登りだと使う筋肉が違うのか少しマシでした
体力的にも息が上がるほどの速度では降りられないので結構楽です

とはいえ、着実に膝が死んでいくのと、足腰の筋肉がダメになるのを感じました
下山を始めて40分ほどで、2人と別れた場所まで戻ってこれました。
登りに比べて30分巻きですね。早い

その段階で、一度休憩をしました。
ここまでは砂利道のため降りやすいのですが、ここからは沢になっていくので足腰がきつい状態だと危ないかなと思ったんですよね。
登りの場合は前半の方が楽で、下りは前半の方がきつかったです。個人的には。
単純に体力的に考えてそうだよね、というのは置いといて……

その後、降りている途中に榊と思われる爆音の呼び声が聞こえたような気がしたりし、榊と合流したり、途中であったおじさんたちに追いついたりしながら無事下山。
前回雨天で登れなかった時に、釣堀のおっちゃんたちに聞いていた「下りの時に判断に迷ったまま下にいくと沢に落ちて死ぬ」という金言がなければ、途中道を間違っていたかもしれないです。
やはり下りのときに、一旦登るとか一見山の中に再び戻っていくようなルートは「あれ??」ってなりますわwww

どうしても川沿いにおりようとしちゃうんですねぇ
危ないです

完遂

ついに登山口までもどった我々は、最後に時計の写真をパシャり

4時間48分
約10キロでした。
消費カロリーが1680くらいだった気がします。

普段パソコンしかしないから変に肌が青白く
腕毛が生えてますね

まとめ

今回は私一人での登頂ということで、全員で踏破とはいきませんでしたが誰かしらが登り切るというところは達成できました。
はっきりいって山をなめてましたね。
見る人が見たら、怒るような行動の数々でしょう

あとここは初級コースとはありますが、初登山でいくような場所じゃないんじゃないかという気がちょっとしました。
結果登りきっているので、初心者コースな気もするんですが、初心者は6時間くらいを見ておいたほうが安全だと思います。

一緒に下山したおじさんたちは朝の9時から来て僕らと同じくらいの時間で降りたということなので、7時間ほどかけているっぽいですし。

このあとは榊が腹痛すぎて野糞をしたり、キャンプ場で始めてのテント設営で1時間以上苦しんだりしてました。
あと山頂付近で体力的に追い込みすぎたせいなのか、頭痛や倦怠感などが激しく、プチ高山病っぽくなっていましたよ。
キャンプ場が寒くなりすぎたのと、暖をとるアイテムがなさすぎて体力が瀕死だったのもあるんでしょうけどね。

やはり装備は大事です。
準備をしっかり、時間に余裕を持って行動しなきゃいけません。
仕事も遊びも同じなのね。

とにかくしんどかったですが、山登り自体は楽しかったです。
もうちょっとトレーニングを積んでから少しずつハードルを上げていきます。

ちなみに私は翌日から全身筋肉痛ですが、友人たちは下半身だけ筋肉痛みたいです。
筋力の差が出ましたね

ちなみに私はこの後
「ゴリラってすげぇよな。あんな山で夏も冬も生きてるんだから」
って、かいり君に話してました。

ゆるふわおじさん北の大地に勃つ!

どうも榊です。

先日出張で北海道は札幌に行く機会があったので、これはチャンスと思い、ついでに小樽にまで足を伸ばすことにしました。

なぜ小樽なのか

それには大きな理由がありました。

僕は結構ベテランのアドベンチャーゲーマーなのですが、特に好きなブランドの一つにfavorite様があります。

このブランドがなぜ好きかというと、心温まる系のシナリオに、ふわっとしたこれまた温かみのある絵とBGMが見事にマッチしていて、僕的には今のところほぼハズレなしという、もう優しい系のゲームが好きな人には超オススメのメーカーなのです。二階堂真紅というキャラを生み出した時点でノーベル平和賞モノだと僕は思っています。

あとウィズアニバーサリイで男装の美少女に目覚めた紳士は僕だけではないはず。

そして小樽といえば、これはもう言わずと知れたfavoriteの名作、星空のメモリアの舞台というのは常識中の常識なのです。

初めての飛行機

ところで僕は飛行機に乗るのが初めてでした。

でも特に何も面白イベントは起こりませんでした。

あえて言うならCA系のそういうビデオで座席に隠れて事をしてたりするのがあるけどどう考えても100パーバレるなとがっかりしたくらいでしょうか。

この上が暗く見えるのは宇宙の暗さなのかな? よくわからないけど感動しました。

あと落ちたらさすがに受身とっても死ぬなと思いました。ジョセフはスゲエや。

北海道広すぎ問題

仕事があったのは金曜だったのですが、その日は札幌で食事をすることになっていたので必然的に宿泊地も札幌。

刺身やらなにやら出てくるもの全て美味いという、これだけで満足しそうな勢いでした。

翌日にふらっと小樽に行って、新千歳空港にさっと帰ろうと最初は思っていたのですが、地図で見るとたいしたことない距離に見えても普通に小樽→新千歳空港って1時間半近くかかるんですね。面積がすごい広いので相対的に短く見えていただけなのでした。

帰りは15時発の便を取っていたので、朝早く札幌を出ないと何もできないことに気がつきました。

ちなみになぜ二泊しないのかというと、単純に日曜に筋トレをしなければならないからです。本当は土曜だって筋トレの日だったので、さすがに急遽二日も空けることは憚られます。

さて雲雀ヶ崎

翌日ホテルの朝食も摂らず朝一で電車に乗り込んだ僕。朝にめっぽう弱いのにさすがはメアちゃんの力。

電車に揺られること40分くらいでしょうか。車窓を流れる景色が急にぱっと開け、海原が見えます。石狩湾です。

太平洋側に住んでる僕には滅多に拝めない景色ですが、割と見てるとただの海なのでそんなことはどうでも良かったです。

そんなこんなで小樽駅に到着した僕は、一目散に駅員に訪ねます。

「運河はどこですか?」

少ない制限時間で回れるところなどたかが知れているので、攻めたいところを優先的にサクサク行きます。

幸い運河は駅から真っ直ぐ海の方へ下ればすぐつくとのこと。

歩くことしばし、ああこれだよこれ。僕がメアちゃんや明日歩ちゃんや夢ちゃんとお話したこの景色だよ。

もうね、そのまんま。ここは小樽じゃない。雲雀ヶ崎だよ。

ひとりでテンション上がってしまった僕は、これはヒロインの立ち絵っぽく写真撮ってもらうしかないと思い、周囲を見渡します。

誰もいません。朝早いのが災いしました。それでも諦めきれず、その場でしばしウロウロ。

すると港の方から男性二名がこちらへ歩いてくるではありませんか。カメラをぶら下げているっぽいので観光客だろうと判断します。きっと写真くらい撮ってくれるはずです。

なんかサングラスしちゃってえらいイケメンだなあとかぼんやり考えながら声をかけてみます。

榊「すみません~しゃs」

イケメン「English  please」

外国人かよ!

恥ずかしながら僕、高校時代にraruくんとテストで最下位を毎回争っていたほどの英語力しかありません。

でももうあとには引けないのです。

榊「(写真ってなんだ、ピクチャー? フォト?)あ~ふぉと、ぷりーず」ここでスマホをかざす

果たしてイケメンはちょっと不審な顔をしましたが、こちらの意図を理解してくれたようでスマホを受け取ってくれました。

榊「あ~もうちょっと左、れふと」

イケメン頷く

いつもならここでアヘ顔やら大胆なポーズやらをとる僕なのですが、さすがにイケメン外国人二人に注目されているとなんだか日本人として妙な緊張というかプライドというか、自分の国なのにすごいアウェー感がします。彼らの中では僕が日本代表なわけです。どの国なのか不明ですが、とにかく小樽で朝早くから一人でスーツ着たおじさんがアヘ顔でよく分からないポーズとってたなんて話を持ち帰らせていいのだろうか……? しかもそれをどうしてわざわざ違う国の人に撮らせるのか、もう意味がわかりません。

一瞬の逡巡のあと、僕は精一杯の可愛い笑顔で明日歩ちゃんっぽいポーズをとったのでした。

まあ、割とミスってしまったわけですが、さすがにこれ以上は撤退せざるを得ません。

イケメン達にお礼を言い。僕はその場をあとにしました。

海鮮は美味い決まってる

そのあと市場に寄って、お土産を買ったりしました。

試食でうにもいくらもカニも食えるって何なの。次行く時はどんぶり飯持って行くわ。試食で満足できちゃう。

お土産を買った僕は調子に乗って小腹を満たそうとします。

美味くないはずありません。言葉にならないくらいです。

こんなの知っちゃったらもう回転寿司のうになんて食べれないよぉって遅すぎるアヘ顔になりました。

でも多分、これが良くなかった。お腹がビックリしちゃったんだね。

腹痛、そして帰宅へ

空腹を満たした僕は、時間的にも最後の目的地、展望台を目指します。

僕がメアと出会った場所、これまた聖地なのです。

しかし少し問題がありまして、徒歩で向かうには些か遠いのでした。

でもまあ、時間的に歩けない距離ではありません。意気揚々と、メアちゃんに会いに行きます。

でも上り坂を半分位歩いた時でしょうか。

案の定というか、やってきました。便意です。

決して当たった訳ではないのですが、もうこれは食事をしたあとの宿命なのです。時間と距離と、この先にトイレがあるか分からない恐怖、それらを複合的に考えて、進退の判断をせねばなりません。

結局気づけばコンビニのトイレにいました。戦略的撤退です。最北の大地に、そしてメアと僕の思い出の地に肥やしを蒔いて帰ることだけは避けたかったのです。

お腹をスッキリさせたあと、涙を飲んで、電車に乗り込みました。

まあでも、概ね満足です。また機会があれば、足を運んでみようと思います。

そんなこんなで無事故郷へ帰って来ました。

今日は久しぶりに、星空のメモリアを起動させようかな。

きっとバカバカって言われれしまうでしょう。

 

ベイスターズ、19年ぶりの日本シリーズへ王手

阪神を倒し、去年のリベンジをすべくクライマックスシリーズで連夜死闘を繰り広げているベイスターズ

 

王者広島カープと二勝と並び、今日を勝って日本シリーズへと王手をかけた。

 

明日の試合が待ち遠しいが、ひとまず今日を振り返ってみよう。

 

今日の試合は広島に初回にツーランを打たれ先制されるタフな展開だった。しかし、4回に日本の主砲筒香のホームランにより反撃の狼煙をあげたベイスターズは、ハマのリードオフマン桑原の2点同点タイムリー、元シアトル・マリナーズのセカンド、ロペスのセンターへ抜ける勝ち越しのタイムリーで3対4と勝ち越しに成功。

 

ここで流れに乗ったかと思いきや、王者広島にすかさずノーアウト満塁とされる。(さすが広島さんやで。

 

今までのベイスターズならば、このまま反撃を許し、最終回までに追いつかない程度の反撃でなんとなく点を取り、筒香や若手選手でポジって精神的安寧を求め、来年を夢見る。

 

しかし、これからの時代はベイスターズだと言わんばかりに、中畑政権から起用を続けた選手達が驚異的な粘りを見せる。

 

このピンチにマウンドに向かったのは、社会人ドラフト出身の三上だ。三上は、非常に強気な投手で、どんなバッターに対しても物怖じせずにどんどんと投げ込んでいく、暗黒時代のベイスターズでは考えられなかったような、非常にタフな選手だ。困ったらど真ん中ストレートの長田の系統だ。

 

三上は昨年までの防御率は概ね2点前半と、非常に素晴らしい選手なのだが、今年は防御率5点台と、持ち前の強気な投球が裏目になり、早いカウントで攻略され、ピリっとしない。状態もなかなか上がってこず、今ひとつである。また、三上は広島を苦手としており、対広島の防御率は他球団と比べて有意に高い。

 

こんな不安要素満載の三上をマウンドに送ったラミレスに疑問を抱いたが、そんな不安は見事に掻き消された。

マウンドに上がった三上はサイドスロー気味のスリークォーターから投げられるキレのあるムービングボールと、非常によく曲がるスライダーを使い、どんどんとストライクゾーンに投げ込んでいく。

そして、得意のスライダーで二者連続三振。ワイ将も連続絶頂。おそらく今年一番の投球をした三上。疑ってすまんな。

 

ツーアウトを取り、日本ハムファイターズからトレード移籍した左腕エスコバーにスイッチ。150キロを超える速球でセカンドゴロに打ち取り、ノーアウト満塁のピンチをゼロ点に抑えて切り抜けるという、完璧な火消しをする。そういえば、黒羽根がトレードの弾になったんだが、黒羽根は元気にやってるだろうか。

 

王者広島に傾きかけていた流れを、ベイスターズの救援陣が再び流れを引き寄せると、七回のマウンドは、投げる哲学者今永が登板。シーズン中に一度もリリーバーとしての登板経験がないが、三振2つとファールフライで打ち取り、完全にベイスターズが試合の主導権を握る。8回も今永が三者凡退に抑え、最終回には、小さなハマの大魔神山崎がマウンドに。

 

キャッチャー嶺井との亜細亜大バッテリーが、三振凡退に抑え、ベイスターズ日本シリーズへと王手をかけた。

 

明日も勝ってポジりたいが、勝ち続けることに慣れてない訓練されたベイスターズファンは、おそらく二連敗をして広島さんに負けてしまうと思っているはず。だって私がそうだから。しかし、もうそろそろ勝ってもいいじゃないって思う。

 

ちなみに巨人の村田が戦力外で、古巣ベイスターズに戻って来るかもしれないけど、お手本になれないベテランはノーサンキュー。そのままなかよく金城と巨人の3軍でコーチでもやって、どうぞ。

 

初めてのサバイバルゲーム

時系列が狂ってしまいましたが、10/8頃、私(raru)初めてのサバイバルゲームに参加してきました。

かいりくんが数年前からサバイバルゲームを楽しんでおり、今までも何回か誘われていたんですよね。
装備を揃えるのや日程を合わせることができずにいたのですが、先日やっと一緒に参加することができました。

記憶を呼び戻しながら、記載していこうと思います。

会場への移動と受付

まずは会場への移動と受付です。
私が参加したものは屋外の会場でしたが、屋内のものもあるんだとか。

会場には、控え室っぽい大きな倉庫
銃の調整や試し打ちなどをするための、ちょっとした射撃場。
実際の銭湯で利用する、ネットで囲まれたフィールド
受付などをするスタッフさんのいる小部屋がありました

僕は銃などは持っていないので、受付の際に銃を拝借。
借りるのに3000円ほど費用がかかりました。
金額的にそれが高いのか安いのか妥当なのか、よくわかりません。
たぶん概ね相場に近いんじゃないでしょうか。

ちなみに貸していただいた銃はAKだったみたいです。
メタルギアソリッドで見るAKと違う気がする、とか思ったりしてましたね〜。

サバイバルゲームにはだいたい以下のものが必要みたいです。
・銃とマガジン、弾。
・運動に適した靴、服装
・目を守るためのゴーグルやマスク

思ったよりも必須なものは少なく、最悪銃の類とマスクだけで良いみたいです。
他の装備はきっと趣味というか、自己満足のためのものなんじゃないかな。
やりこむとなるといろいろあるんでしょうけど!

また受付のときに銃の弾速を測ったりしていたのが、印象的でしたね。
受付を待ってる時に他のお客さんがきて、2.8の弾を使いたいが使ってよい? って聞いてました。
僕は「あぁでっかい弾を使うような特殊な銃が好きなコダワリマンなんだな」って思ってましたが、そういうものでもないみたいです。

通常大きい弾は威力が出て痛いので禁止している場所もあるとかで、そういうのを気にして確認を取っていたのでは、というね。
たしかに、その人に打たれた時に超痛かったので、嫌われるのもわかる。

第一試合開始

受付を済ませて、着替えをして、準備をしたらいよいよゲームが始まります。
ちなみに今回のタイムスケジュールはだいたいこんな感じでした。


08:30 開始MTG
08:40 午前の部開始
12:00 昼食
13:00 午後の部開始

16:00 終了

開始MTGのときに注意事項の伝達やチーム分けなどが行われます。
チーム分けでは腕につけるマーカー?? みたいなものを配られるのですがサバゲーをよくプレイする方達は自分のものを持っているみたいです。
僕はさっそくかいり君と別チームになってしまったのですが、友達と一緒じゃないほうが他の人と友達になれるだろうとポジティブシンキングしてました。

注意事項では言葉は忘れましたが、いくつかの打ち方はダメって言われました。
スタッフさんが「◯◯は禁止です。ちなみにわからない人いますか?」と聞くので、元気よく返事をしましたよ。
僕以外は全員ちゃんと言葉を知ってたみたいです。初参加は俺だけなのか。。。と察した瞬間ですね。

戦いの始まり

ついに戦いが始まります。
私は、前には出ずに隠れんぼをする作戦で戦いました。

開始のコールがかかると、陽キャも隠キャも元気よく走り出します。
お前らそんな元気よく動けるのか、と。
体力なら俺も負けないけどな。
※元陸上長距離選手

ちなみにそのときにスタッフの方に撮影いただいたのが以下の一枚。

まさに棒立ちですね。弱そうです。

今後サバイバルゲームに参加する方にアドバイスがあるとすると一点のみ。

羞恥心を捨てろ

です。

このとき私は少し恥ずかしさがあり、腰が高く、のそのそと動いておりました。
そういう厳しさの足りないやつはすぐに殺されるのです。
戦場に必要なのは戦士だけです。

まぁこの試合は最後まで生き残りましたし、勝利したんですけどね。
仲間が強すぎたんです。
私がのろのろと動いてる間に、敵が皆殺しにされてました。

私の初試合は圧倒的勝利という素晴らしい結果になったわけです。

ちなみに1試合10分、休憩10分くらいのペースで繰り返し試合を行うのですが、だいたい10分経つ前に全滅します。

成長する戦士

何試合かこなすうちに、僕も緊張が解けて動くことにも慣れてきました。
初めてのサバイバルゲームですし、楽しみたい気持ちも相待って、ちょっとずつ積極的な動きを取るようになります。

戦士として戦いの中で成長してく私。
着実に死を重ねていきます。

慣れてない頃は怯えて前に出ないのですが、慣れてくると前に出始めるので、サクサクと殺されます。
一度狙われると、動き方もわからないし、戦い方もわからないのでなんか死んでる。
1対1で戦ってたのに、後ろから打たれたり、打ち終わりを狙った壁から顔を出したら額に着弾したりと、どうにもならんでこれ状態。

それでも隠れんぼ大好きマンだったこともあり、そこそこ生き残ってはいたのですがどうにも倒せない。
というかAKがデカイ。
重すぎる。

また、のちに気づくのですがフルオートなどのルールを理解しておらずフルオート戦なのにセミオートで戦うなどの謎縛りプレイをしていました。
「弾飛んできすぎワロタwwww」って思ってましたが、そりゃみんなフルオートで打ってるんだもん。

ちなみに、今更ですがこのフィールドには山と市街地、屋内の3つのエリアがありまして全部くっついたようになっています。
市街地には壁だけではなく、車やトラックなども置いてありましたね。

僕は市街地と山がお気に入りで、屋内は嫌いでした。
だって戦い方わからないし、怖いからね。狭いと対面した時どうしていいのかわからない。
あと足音が響くので、隠れんぼマンにはちょっとね。

戦士の目覚め

午後の部になる頃には本格的に慣れてき始めた私。
順調に成長した結果 0kill, 3deathくらいの戦績。

お昼ご飯を食べて食後の眠気が訪れる頃、ついに目覚めの時がきました。

誰でもいい、早く誰かkillしたい。
i wanna kill you.

そんな感じ。

気づいたらヘリポート的な高台に駆け上る戦士になっていました。

高台は登る際には格好の的になってしまうので、みなさんあまり好きじゃないみたいなんです。
ただ実際には上の方なんて誰も見ていないので、特に危なげなく登れてしまう。
しかも登った後には上から見下ろしてやりたい放題、まさに砲台。

ここから戦えばさすがに戦果あげられるでしょう、ってことでとにかく登りました。
俺とかいり君以外で登ったの一人くらいしかいないんじゃないか? というくらい誰も使わないんですけどね。

無事、壁に隠れていた少年の頭を打ち抜くことができました。
すごく気持ちいい。
この日最高で最後の快感でした。

また高台に登ると、相手チームの人が
「高台にいるぞ〜!!!」
って声を掛け合って、めっちゃこっち見るの。
集中砲火もいいところですよ。

完全に囲われているわけじゃないので間から弾が飛んでくる飛んでくる。
気を使って体を裁かないとすぐ死ぬ。

でも最高に気持ちいい。
みんなが私を見てる。私だけを見ている。
私一人殺すのにベテランも雑魚もみんな躍起になってる。
この私を倒すためだけに目の色を変えておる。

んぎもぢいぃいいいいい。

かいりくんと私

途中やっとこさ同じチームになった私たち。

息のあった連携プレイを見せていきます。

とにかく前に出て、屋内へいきたがるかいりくん。
屋内にいきたくなく、前にも出たくないraruくん。

そのうち誰かと一緒に屋内を攻め始めるかいりくん。
屋内が怖いから外にで始めるraruくん。

前半戦で別チーム(黄色)だったために、現在のチーム(赤)のメンバーを敵だと勘違いして打ち始めるかいりくん。
かいりくんに打たれるraruくん。

これは幼稚園から20年以上の歳を重ねてきただけありますわ。

戦いのまとめ

今回は殲滅戦という皆殺し戦。
フラッグ戦という、相手チームの旗争奪戦。
護衛ミッションという、スタッフさんを守りながら目的地まで送り届ける戦い。 立てこもり戦という、テロリスト気分味わうゲー。

いろいろな戦闘を行いました。
立てこもりは、思った以上に篭る方が有利でびっくりしましたね。
両チームとも、篭っていた方が攻めのチームを惨殺してましたよ。

入り口を固められるとこんなにしんどいのか、と。

護衛ミッションは個人的にはあまり楽しくないです。
みんな殺しあう方が楽しい!

最後に、ゾンビゲームをしたのですが、それはちょっとしたイベントとしてはすごく楽しかったです。
打たれたらゾンビになる。ゾンビは死なないけど、打たれたら10秒停止する。
ゾンビに打たれるとゾンビになるという感じのゲームです。

一人死んでからのパンデミック状態やばい。
途中まで一方的にゾンビをレイプするゲーム。
途中からは、ゾンビに一方的に蹂躙されるゲーム。

被害が出てから1分以内にみんな死にました。
バイオハザードって怖い。死なないってずるい。

まとめ

今回は初めての参加でしたが、変な人もおらず楽しむことができました。
銃を撃つ。本気で遊ぶっていうのはいいものですね。

その後、すぐに次がやりたくなってしまいます。
いつかガチ勢とかと当たって嫌だなぁって思うこともあるのでしょうが、しばらくは続けてみたいとおもいます。

次はさかきも参加で3名で楽しみたいところです。