ゆるふわなクリスマス
お久しぶりです。少し間が空いてしまいました。
わたくし榊は前回の記事以来、特に何も書く事がないくらい普通の日常をすくすくと過ごしておりました。
仕事して筋トレして、美少女が出てくるゲームをやって、仕事して筋トレして以下ループで概ね済んでしまうのが陰キャの辛いところね。
だけどそんな僕だって、クリスマスくらいはハッピーに非日常を過ごしたい。キラキラ輝く幸せをゲットしたい。そんな思いで、僕なりに陽キャを気取ってみたのです。
今回は、そんな僕らのクリスマスレポートとなります。
その前に導入
こちらは何だと思いますか?
そう、ご存知可変ダンベルです。アジャスタブルダンベルなんてかっこよく呼ばれたりもしますね。
我がジムの新入りです。ふたつお迎えしました。
両端のダイヤルをカチカチとひねると、重さを変えられるというスグレモノ。
これひとつで5kg~40kgまでの重量を扱えます。
便利すぎてもうスクリューシャフトには戻れません。何よりかっこいいんだこれが。
キングスマンの武器とかで出てきそう。あるいは英霊が使う宝具みたいにも見える。
なんにしろこいつを先日導入してからまたトレーニングが楽しくて仕方がないわけです。
赤ちゃんは新しおもちゃにすぐ夢中になります。
クリスマスだろうとなんだろうと、こいつで遊ばなくては始まりません。
クリスマスイブイブ
つまり23日のことから書いていきましょう。
この日は本来はスクワットの日なのですが、今回はロードバイクで遠出をすることになっていました。
足を酷使することに変わりはない上に、普段とは違う刺激がガッツリ入るので、これはこれで全く問題ありません。
むしろ僕にスタミナがない分、通常よりもキツいことも有り得ます。
チャリと筋トレの相棒であるモヒ君と、今回は川根温泉を目指して朝7時に集合することにしました。
まさかの偏頭痛
僕は普段から偏頭痛持ちで、気圧の変化にめっぽう弱いのですが、なんとこの日にも発動してしまいました。天気は快晴にもかかわらず、時々こうやって暴発するのが辛いところです。
なんと僕が起動できるくらいに回復した頃には、10時を余裕で回っていました。いきなり出鼻をくじかれた形になります。
時間通りに集まれないおじさん、ここに極まれり。
なんとかモヒ君と合流し、のんびりポタリングで海沿いの道を行きます。
余裕で迷子
僕とモヒ君は結構色々なところに自転車で遠出をします。時には車に自転車を積んで、絶景を目指すこともあります。
そのどれもに言えるこが、下調べを全然しないで行き当たりばったりということです。何となく行けるだろって感じでいつも見切り発車をします。それはそれで冒険感がすごくて楽しいのですが、峠のような基本的には一本道のルートと違い、今回のゴールは街中も走らないとたどり着きません。事前に何となくの方角は調べていたのですが、当然のように迷子になりました。
それでもなんとか目的地には近づいて行ったのですが、帰りのことも考えるとタイムオーバー。奇しくも冬至、あたりはすぐに真っ暗になってしまうので、そんな中慣れない道を帰るのは危険です。片道50kmちょいのルートでしたが、35km地点くらいで引き返すことになってしまいました。
悔しい……だが、これでいい!
どうにも悔しさが募る我々。もちろんいつかリベンジは果たすつもりです。しかしクリスマスイブイブに、このままでは終われない。
ならばどうする。
もう一回、今度は車で行く。
僕たちの計画はこうです。一度帰宅し、シャワーを浴びたら今度は車で川根温泉を目指し、川原でラーメン食べたら温泉入って帰る。
そうと決まればやるしかありません。先日買ったクッカーを持ち、途中スーパーで必要なものを買い揃え、モヒ君の車で現場へ直行します。この時すでに7時を回っておりました。
そしてまた迷う。
もうホント馬鹿。モヒ君の車にはナビがついていません。そして僕らは途中で調べるということをしません。
「このへんでバイパス降りるんじゃない?」→間違ってる
「この道なんか前通ったことある気がするから合ってるよ」→通ったことないし合ってもいない
「たぬきいる! たぬき!」→具
こんな感じで一向に着かないなあと疑問に感じたのは9時くらいでした。そこでようやく現在地を確認したところ、余裕で目的地を通り過ぎ、遥か彼方まで山道を進んだところにいたのでした。
うまい、うますぎる
ようやく目的地へたどり着いた僕らは、外気温約2℃の中川原へ向かいます。
バーナーで湯を沸かし、インスタント麺をぶっこみます。
写真で見るとむしろ不味そうなのですが、満点の星空の下で寒さに震えながら食べると、言葉にできないくらい美味いんだから不思議です。
その後はゆっくり温泉に浸かり、疲れきった身体を癒して翌日に備えたのでした。
クリスマスイブ
さて、ようやく本番当日です。前日に思い切り疲弊した身体を引きずって、まずはジムへ向かいます。
あいも変わらずモヒ君と合同トレの開始です。
が、お互いヘロヘロで全然バーベルとダンベルが挙がりません。それでも出来るだけ追い込んで、クリスマスパーティに備えます。
我々が行うクリスマスパーティとはもちろん
開墾
かいりくんと合流し、荒れ果てた農地を復活させる作業を行いました。来年辺りから、インスタバエたちがたかりに来ること請け合いです。
陽キャを埋める墓をほっている訳ではありません。雑草をより分けているときの写真です。前日から体を動かしっぱなしの僕らにはキツイ作業でしたが、心地よい疲労感と爽やかな充実感がありました。クリスマスには土いじり。流行ると思います。言うまでもありませんが、この場所に来るまでにも迷っています。
トンカツが食べたい
身体を動かし、すっかりお腹がすいた我々は、かいりくんおすすめのトンカツ屋を目指すことに。
ネットを見ると無休と書いてあるので揚々と向かったのですが、普通に定休日でした。
悔しさのあまり食べたたい焼き。とっても甘かったです。
仕方がないので私おすすめの中華料理屋へ行くことにしました。
エビチリが食べたい
さて、お店についた我々を出迎えてくれたのは、ポニテが可愛い女の子の店員さん。
開口一番「満席です」とこれまた可愛い声で言われてしまいました。
でももうほかの店に行く気力もないので、空いたら教えてもらうように電話番号を教えて一旦お店を出ました。
女の子に電話番号を聞かれるなんて初めてのことかもしれません。これをいい事に毎日のように掛かってきたらどうしよう。仕事中だと出れないからまずいなあと思っていたのですが、これを書いている12月26日の段階でまだそういう連絡はありません。
期待に胸とかを膨らまし、ブランコを漕ぐ聖夜の僕。
どの料理も絶品でした。
そんな風に、ゆるふわおじさんはクリスマスを満喫したのだとさ。