ゆるふわおぎゃり系おじさんの冒険

3人の大人のアウトドア生活を記録していきます。登山、キャンプ、ロードバイク、バンド、その他などなど。

年末年始の冒険

あけましておめでとうございます。

2017年は色々ありましたが、通してみればとても充実した1年でした。

なので有終の美はしっかりと飾り、なおかつ新年の第一歩目からきっちりとこなすことが、2018年をより良いものにするために必要なのではないでしょうか。

私の年末年始を振り返ってみたいと思います。

筋トレに終わり筋トレに始まる

年末年始だからといって、特別なことをする必要はない。きちんと日々なすべきことをどんな時でもこなす。これこそが良い締めであり、良い始まりだと私は思うのです。

ちょうど昨年は大晦日が日曜日だったので、ベンチプレスの日に該当します。また、30日の土曜は本来であればスクワットの日なのですが、諸用で地元から離れていたゆえ、月曜日、つまり元日に行うこととなります。ちょうどいいですね。

関節の調子も悪くなく、きちんとしたトレーニングが組めました。

2018年の目標もきちんと立て、確実に実行していきます。

1月2日に関しても、長距離移動がありましたが、普通に筋トレの日なので鍛えていました。

禊の初ライド

さて、1月3日ですが、この日はかいり君、モヒ君とロードバイク初乗りを敢行しました。極貧脚の私ですが、年始は自転車で遠出したあと川で水を浴び、体を清めることが恒例になりつつあります。

今回は国道52号線を北上し、県をまたいで富士川にて禊をした後、南部の湯という温泉施設で温まろうという企画でした。

いつもは時間にルーズな我々ですが、今回は遅れると最悪命に関わってやばいということで、ほぼ定刻通りに集合できました。スタートです。

天気は良好、かなり寒いですが、上りが多いので体はすぐに温まります。ただ、今回のコースのいやらしいところは、行きの道でもかなり下りが多いというところです。体も一気に冷えますし、何より帰りにこの坂をまた昇るのかという絶望感を叩きつけられます。爽快感も半減です。

それでも途中で富士山の雄姿を拝めたり、川沿いを走ったりするのはとても気持ちが良かったです。

温泉を目指して

途中から52号線を外れ、対岸の道に入ったのですが、多分こっちの方がアップダウンがキツいです。

川沿いの道を走りながら入水スポットをいくつか見繕いながら走りますが、この時我々はひとつの懸念事項を抱えていたので先にゴールの温泉を目指すことになりました。

実は前日に南部の湯に車で行っていた私の父から「明日から機械の故障でしばらく休みだよ」という身も心も凍りつくような情報を頂いており、その真偽をまずは確かめなければならなかったのです。

これほど嘘であってほしい話はありません。モヒ君の「明日君がチャリで行くことを知っていて、絶望させるために嘘をついたんじゃないのか」という説を信じます。一縷の望みにかけ、また真実を知るのも怖く、HPを見たりも電話確認もしていません。必死でペダルを回し、オアシスを目指しました。

 

「やった! 南部の湯は本当にやってなかったんだ! 父さんは嘘つきじゃなかった!」(CV:田中真弓

これで希望は断たれました。

もう入水後に入れる温泉はありません。正確には近くに温泉地帯はいくつかあるそうなのですが、もうめんどくさくて、取り敢えず頑張って帰ってから近場の温泉でリラックスしようということで落ち着きました。

いざ禊へ

自転車を留めて川原に降り、ふんどし姿になります。

震える身を携えて、悠然と流れる大河に身を投げ入れます。寒いどころか痛いです。体の感覚がどんどんなくなっていきます。

ぶるぶる震えながら水から上がると、容赦なく吹き付ける強風でさらに体温が持って行かれます。

しかし体をタオルで拭くと、むしろ温かくなります。サウナに入って水風呂を浴び、体を拭いて表に出た時と同じ感覚ですね。

動画からの切り抜きで画像が荒いですが、冷たい水の中を震えながら登っているときの写真です。

BGMはもちろんファイトでお願いします。

戦いました。

これで今年も良い年になりますね。

そのまま川原でお昼を食べて、ヒイヒイ言いながら坂を上って帰りました。

その後、一旦別れたあと再合流し、岩盤浴と温泉で疲れを癒したのでした。

今年もゆるふわおじさんをよろしくお願いいたします。