レプリカたちの夜 読了
前置き
前回の富士登頂から数ヶ月。
いつの間にやら29歳になっていました。
このブログの3人がつるんで遊ぶようになったのが19−20の頃なので、そろそろ10年位なるわけですね。
感慨深いものですね。というか、もうほぼ30歳というところが恐ろしいです。
若者、お兄さん、若手、新人という肩書きは完全になくなりました。
このくらいの年齢になると才能とか頭の良さよりも、20代をどうやって生きてきたかが大事になってくるのを感じます。
来年は上昇の一年にしたいところです。
本題
さて、先日は珍しく本を買ってみました。
自分は普段全く読書をしないのですが、年齢を重ねた結果なのか、生活が変わったことが原因なのか珍しく文章が読みたくなったんですよね。
定型文の掲示板的な文章や専門書的な文章に飽きてきたのかな。
年齢を重ねると子供の頃のように「全くしらない」という話を聞くことが少なくなって、刺激が減ってしまうということもあるのかもしれません。
前述の通り普段は全く本を読まないもので、どんな本が面白いのか、何が有名なのか、どの作家がどんな作品を書くのか全くわからないわけです。
久しぶりに本屋で小説を物色してみましたが、なかなか探すのが大変。
そもそも自分が何を読みたいのかも謎。
なんとなく物色しているうちに、以下を念頭に探してみることに。
・平穏で王道ではないもの
・ホラー作品ではないが不気味さがありそうなもの
・多少の思考性があるもの
・翻訳作品でないこと
これはやはりよくある話では、全く知らない話になり得ないこと。
刺激が欲しかったこと。
訳者に依存したり古いために言葉自体が難解だと辛いから、条件にしてみました。
最終的に、今回は「レプリカたちの夜」という本を購入してみました。
感想
なんだかんだで1日で全部読んじゃいました。
内容は、なんというか、なんとも言えないというか、カオスでしたね。
物語の冒頭から不思議な気配を漂わせながら、時間が経つにつれてより明確にカオスになっていく。
今回の自分の目的に対しては満点に近かったのかな、と。
普通ではなく、若干ホラーなところもあり、思考性があるような、無いような。
ただ万人ウケするような内容ではないのかな、と思います。
かなり独特な世界観であり、最終的な結末は訪れますが明確な答えが示されるものではない。
スッキリした読了感ではないため、エンタメとしての読書には向かないでしょう。
個人的な答えを自分で見つけたい人や、なんとなく良くわからないけど分かる人は分かるという空気感に触れることで自分で悦に浸れる場合には割とオススメです。
僕はなんだかんだで最後まで気になって読み進めていたので、楽しめたと思っています。
あとがき
今年最後のブログになりますが、ゆるっと時々、末長く続けていけたらなぁと思います。
今回は仕事用に新しいキーボードを購入したのでそれに慣れるための作業として日記を書いてみました。
やや特殊な操作が必要なキーボードなので慣れるまでに少し時間がかかりそうです。
条件反射のレベルではキータッチができないですね。
パソコンに付帯しているキーボードじゃないので、手首が通常より上向きになるので肘から手首にかけての筋肉が疲れちゃうみたいなので、対策が必要だなぁという感じです。
みなさま良いお年を。